こんにちは、みくです☘️
今回は「酪酸菌」について
お話ししたいと思います✨

皆さんは
「酪酸菌(らくさんきん)」を
聞いたことありますか?
「酪酸菌」は、
腸内の善玉菌のひとつなんです✨
善玉菌といえば、
「乳酸菌」や「ビフィズス菌」
が思い浮かびますよね。

それに比べて「酪酸菌」は、
ちょっと聞き慣れない
名前かもしれません。
でも実はこの「酪酸菌」、
お腹トラブルを抱えている人にとって
“救世主”級のパワーを
持っているんです!

酪酸菌の特徴
酪酸菌は、「芽胞(がほう)」
というカプセルのようなもので
包まれています。
このおかげで、胃酸や熱にも強く、
生きて腸まで届きやすいと
言われています💪
つまり、腸までしっかり届いて
働いてくれる“タフな菌”なんです。

酪酸菌のメリット
・腸内環境を整える
・ぜん動運動を活発にする
1. 腸内環境を整える
酪酸菌は腸内を弱酸性に保って、
悪玉菌の増殖を抑えてくれます。
さらに、カルシウムやマグネシウムと
いったミネラルの吸収を助ける働きも✨
ミネラル不足による疲れやすさ
イライラの軽減にもつながります。

2. ぜん動運動を活発にする
酪酸菌は「酪酸」という成分を
自ら作り出します。
さらに、乳酸菌が作った
「乳酸」からも「酪酸」を
作ることができるんです!
日本人の腸は「乳酸」を
吸収するのがあまり得意ではないと
言われていますが、
それが「酪酸」に変わると
腸で吸収しやすくなり、
腸のエネルギー源になります。

その結果、
ぜん動運動が活発になって
下痢や便秘のリズムが
整いやすくなるんです😊
さらに、研究では
こんな効果も報告されています👇
3.抗うつ作用がある
4.下痢型過敏性腸症候群(IBS-D)の改善
5.加齢臭の軽減
6.大腸がんの予防
特に、IBSでお腹がゆるくなりやすい方は、
酪酸菌を意識して増やすことが
とても大切です。

酪酸菌のデメリット
・酸素に弱い
・食べ物の中で生きにくい
酪酸菌は酸素が苦手で、
酸素がほとんどない“大腸”にしか
生息できないんです。

そのため、食べ物の中では生きにくく、
摂取が難しいという弱点があります。
食べ物の中で含まれているのは、
わずかに「ぬか漬け」くらい。
だから「食べて摂る」というよりも、
腸の中で育てる=“自前の酪酸菌”を
増やすことが大事なんです!
腸内の酪酸菌を増やすには?
ポイントは、酪酸菌のエサを
しっかり与えてあげることです。
つまり、“水溶性食物繊維”を
積極的に摂ること!

たとえば👇
・わかめ
・めかぶ
・もずく
・オクラ
・海藻類やヌルねば食材
こういった食材が、
酪酸菌の大好物なんです💚
さらに、乳酸菌を一緒に摂ると、
酪酸菌が数倍に増えるという
研究もあります✨

ヨーグルトや発酵食品を
組み合わせるのもおすすめです。
食べ物から直接摂るのは難しい酪酸菌。
だからこそ、
〝自分の腸にいる酪酸菌を育てる”
という発想が大事です🌿

日々の食事で、
プロバイオティクス(腸に良い菌)+
プレバイオティクス(菌のエサ)
を意識して、
腸内を整えていきましょう☺️
それでは、
また次回の投稿もお楽しみに!


